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2017年3月 5日 (日)

アルバム「記憶」について(7)うつろい

 私は何年も近所の里山のある地点からの定点撮影を行っている。その定点撮影の画像を繋ぎ合わせて動画にし、それに音楽をつけるということをやっている。一つはアルバム「光の中へ」に収録されている「樹の歌2016」であり、このアルバム「記憶」に収録されている「うつろい」だ。

 季節がうつろい、人の生活もうつろっていく。そんなことを表現したかった。そして、日本の里山風景から感じる音楽を表現したかった。
Utsuroi01s
この曲は大きく言えば、いくつかのメロディーを対位法的に構成している。それぞれのメロディーには思いがこめられている。どれがどのメロディーかは、聴く人にゆだねるが、意識して聴いてみると発見があるだろう。一つは、うつろっていく時間の中で起こった様々な出来事を語りかけているようなメロディー。一つは、里山で畑を耕し、田植えをし、といった農作業をする人々を、そして、里の祭り、一つは里にやってくる物売りの声....という具合だ。季節がうつろっていくなかで、人々の生活も変化し、様々にうつろっていく。その様子を表現したかった。
 この曲は、ギターとフルートに編曲し、2015年にステージで演奏することも行っている。
※この曲はアルバム「記憶」の最後の曲として収録されています。

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